レチンAの使用方法と副作用
レチンAは、ビタミンAの誘導体であるトレチノイン酸配合の塗り薬。にきび治療薬として開発されましたが、シミやシワの改善目的でも使われています。また、育毛剤との併用による発毛効果にも期待が高まっています。しかし角質をボロボロ剥がすというハードなプロセスを踏むので、副作用や使用方法に留意しましょう。
レチンAの副産物・育毛効果
レチンAに配合されているトレチノイン酸はビタミンAの誘導体で、にきび治療など美容皮膚科の分野で用いられる医薬品です。皮膚に用いると角質層を剥がし、皮膚再生力を否応なく活性化させるというもの。この作用は育毛にも生かせるということで、その分野でも脚光を浴びました。リアップなどミノキシジル系の育毛剤、発毛剤の効果をさらに高めるようです。まずレチンAを頭皮に塗布し、30分ほど置いてからそこに育毛剤を使用。頭皮の新陳代謝が活発になり、毛根が刺激されるので、育毛剤を効かすための頭皮環境が整うことになります。ただ、レチンAを塗るとヒリヒリする、チクチクするといった刺激を感じることが多いので、肌に合わない場合は使用をやめたほうが無難です。
レチンAの副作用について知っておこう
アメリカでは20年前から認可されているレチンA。にきび治療・美容目的で普及していますが、日本ではまだ安全性が認められておらず、未認可となっています。日本の皮膚美容科・美容形成外科等で処方されるのは、アメリカからの輸入品そのままか、輸入品を日本人の肌向けに改良したものであるようです。副作用としてヒリヒリした痛み、かゆみ、赤みをともなうことが多いので、敏感肌やアレルギー体質の方は使用しないこと。また、角質層を剥がし、新しい表皮を作り出すまでの期間は、バリア機能の低下した無防備な状態。紫外線対策などを万全にしないと思わぬ副作用に見舞われることになります。シミならまだしも、皮膚ガンといった副作用を心配する専門家の声もあります。
レチンAの使用方法を把握しておこう
レチンAの使用方法については、長時間塗布したままにしておかないことがまず大切。長くとも12時間まで。また1週間に一度以上の頻度で使用しないこと。ケミカルピーリングと同じように角質剥離作用があり、塗ってから1週間ほどで皮膚がボロボロとむけてきます。2,3日はボロボロが続きます。いきなり顔全体に塗るといった無謀は使用方法は禁物。頬などのデリケートで目立つ部分ではなく、おでこあたりで試してみましょう。輸入代行での取り扱いもありますが、クリニックでの処方が可能かどうか、そもそも自分の肌でも大丈夫そうか、クリニックに相談できるならそれに越したことはありません。「強力な薬」であるという認識をもち、自己流の使用方法は避けることです。
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